プロが実践!きれいに印鑑を捺印する方法
印鑑を大切な書類に押す際に斜めになってしまう、かすれてきれいに押せないなどありませんか?
せっかく書類をきれいに作成しても印鑑がきれいに捺印出来ていないと少しガッカリしますよね。
そこで…
印鑑をまっすぐきれいに押せるようにしたい方必見!
プロが実践しているきれいに捺印できる方法を伝授します(笑)
まず比較的良い値段の朱肉と捺印マットをご用意ください。
どんな商品でもそうですが、安い商品にはそれなりの理由があり、高い商品も同様で高い理由があります。
安い朱肉は朱油など素材もそれなりのものが多いので印影の写りもイマイチです。よく聞くブランドの良いものをお使いください。
①印鑑を逆向きに押せ!
通常は捺印する書類に合わせて印鑑も上向きで捺印するのが当たり前ですが、書類を逆さにして印鑑も逆さに持ちます。そうすることで印鑑の上を示す印「アタリ」 (画像の印鑑に付いている細長い金属)が手前に見えます。
これを自分の方向に向けて(手前向きで)捺印すれば曲がらずまっすぐ捺印することが出来ます。
せっかくアタリが付いていても向こうに向けて押していては見えないのできれいに捺印出来ません。この押し方ならアタリを見ながら押せるので間違いありませんね。
ちなみに印鑑の「アタリ」は金属だけでなく、印鑑に凹みを加えている場合もあります。
②右手の指の位置をロック!
親指と中指は印鑑の側面の出来るだけ下の位置に添えます。上の方にしてしまうとグラつく原因になります。
そして人差し指を上から押せるように印鑑のてっぺんに固定します。
③左手も添えて力強く捺印!
左手も右手と同じように添えますが、親指と中指は印鑑側面の空いている少し上の場所に添えてください。そして人差し指を右手の上に乗せれば完成。
あとは7割程度の力で少し円を描くように捺印してください。ただ印鑑の一部にだけに 強く力が加わってしまわないように(印鑑の一部が浮かないように)注意してください。
!それでもきれいに捺印出来ない場合は
◎印面に付着物が付いている
印鑑の表面にゴミや付着物があって一部が浮いた状態のためにきれいに捺印出来ない恐れがあります。きれいな乾いた布などで拭き取ってからもう一度チャレンジしてみてください。
◎印鑑に朱肉がうまく付いていない。
印鑑を押すとき朱肉を印面に付けるわけですが、その際に1回ドンッ!で終わっていませんか?
1回で強く付けようとしても印面全体に朱肉を付けるのは結構難しいものです。
また、強く朱肉に押し込むことで印面の中に朱肉が入り込んでしまい、印鑑が汚れてしまう原因となります。
朱肉を付けるときは、円を描くように10~20回ほどやさしくトントントンと、印面全体に朱肉を付けてください。